こんにちは。
横浜市港北区で現役薬剤師が教えるメディカルハーブ教室・薬草魔女の会の渋谷緑彩(しぶたに みどり)です。
私が主催する薬草魔女の会は、ハーブの資格だけでなく、日常生活にハーブを取り入れられるように講座をしています。
*食べるハーブ その8 コーンシルク
一応、これが最後かな。
また、見つけたら加えていきますね~。
最後は、とうもろこしのひげ。
このところ韓国ブームでトウモロコシ茶が、いっぱいでてきました。
韓国のコーン茶は、トウモロコシの本体のものと、トウモロコシのひげのものとありました。
妹から韓国土産で、コーン茶をもらったんです。
それは、コーン本体のツブツブの部分のでした。
ほのかに甘い香りと味がしますよ。
メディカルハーブで使うのは、トウモロコシのひげ部分になります。
(茶色の髭の部分です)
=トウモロコシ=
学名:Zea mays
科名:イネ科
使用部位:花柱、柱頭
成分:粘液質、タンニン、アスコルビン酸、サポニン、ステロールなど
作用:尿路粘滑による刺激緩和、抗結石、利尿、抗炎症、など
トウモロコシの雄しべを使います。
トウモロコシの雄しべは、トウモロコシのさやにある黄色い毛で受粉前に収穫します。
原産地は南米、中米。
生で用いるのがベスト!だそうです。
トウモロコシのひげは、長い間、泌尿器系に使われてきました。
炎症を和らげると同時に泌尿器官を刺激し浄化します。
おねしょ、失禁の時にも使われるハーブです。
ただ、寝る前にハーブティーを飲むと、トイレに行くので、チンキの方がいいと思いますよ。
ただし、コーンアレルギー、イネ科のアレルギーのある方は注意してくださいね。
こんな感じで、食品だけどメディカルハーブになるものがあります。
私が、知っている範囲で書いているので、ほんの1部分ではないかと思います。
ハーブの中には、このようなものもあるよ~と言うのを知ってもらい、ハーブを身近に感じてもらえたらいいな~と思っています。
食べるハーブの事も話しているハーバルセラピスト養成講座はこちらです。
=食べるハーブシリーズ=