今回は、食べるシリーズでパクチー(コリアンダー)です。
タイ料理やベトナム料理で使われるパクチー。
独特な香りがあり、好き嫌いが分かれる食材ですね。
このパクチー、実はすごいんですよ。
アーユルベーダでは、消化促進で使われます。
体内の熱をとるという作用もあり、使われています。
なぜか今パクチーブームだったりするので、丁度食べるにはいいかもしれないですね。
=パクチー または コリアンダー =
学名:Coriandrum sativum セリ科
使用部位:種、葉
作用は、消化促進、ガスがたまる、体質改善、活力回復、熱を下げる、鎮痛、発汗など。
(左:パクチー苗 右:パクチーの花)
紀元前1500年の医学書「エーベルス・パピルス」やサンスクリットの書物にも、料理法や薬としての使い方が記載されていました。
種はスパイスとしても使われ、カレー粉に欠かせないものになっています。
熟した種は甘みのある香りになります。
中近東では、お肉、卵料理、豆料理に使われ、欧米ではピクルスやマリネのスパイスで使われています。
種や精油成分は、頭痛の軽減や消化促進で使われます。
種をお茶にして飲むと、風邪やインフルエンザなどの発熱などに有効とされる。
生の葉は、ビタミン、ミネラルが多く含まれ、体内の有毒金属を排出する力があります。
これ大事なんですよ。
有毒金属は体内で蓄積されやすいのです。
この作用を知っている人は、体内に金属がたまった~と思ったら、パクチーを多く食べてるみたいです。
(旦那さんの知り合いの先生がやっています)
体内の有毒金属を出す方法として私が知っていたのは、オーストラリアブッシュフラワーエッセンスのピューリファイング飲むということでした。
これも結構効果はあり、私は歯の詰め物が取れたことが何回かあります。
生の葉、お茶を飲んだり、外用で使うと、熱を持った湿疹、蕁麻疹にも使えます。
もちろん、他にも葉は消化促進、お腹がはる、ガスがたまる、消化不良にも使えるので、料理との組み合わせは理解できますね。
意外と嫌われることの多いコリアンダー(パクチー)、有毒金属を出す力あり!と知ったら、うまく利用したいですね。
うちは早速スープに入れ始めました。
気になる方は、お試しくださいね。
このように食べ物だけど、ハーブにもなるよ~という話は、ハーバルセラピスト養成講座の中にも入っています。
私が教えるハーバルセラピスト養成講座は、色々な視点から健康になるにはどうするか?ということも含めて話しています。
=食べるハーブシリーズ=