こんにちは。横浜市港北区で薬剤師が教えるメディカルハーブ教室の渋谷亜弥(しぶたに あや)です。
薬草魔女の会は、ハーブの資格だけでなく、ハーブを生活に幅広く取り入れられるように講座をしています。
食べるハーブシリーズ その2 は 牛蒡(ゴボウ)です。
一時期、南雲先生がごぼう茶でダイエットして20kg落としました~というので、ごぼう茶がはやりましたね。
今も流行っているのでしょうか?
夏の時期は、ごぼうは旬ではないので、ごぼうの流通も少ないかもしれないですね。
実は、スーパーには、通年性でゴボウはでていますが、ゴボウの旬は秋から冬ですよ~。
この時期に食べるのが、身体に合っていると思います。
実は、ヨーロッパやアメリカでは、ごぼうを食べないんですよ。
そのため、ごぼうをハーブで使うんです。
その話を聞いて、私も初めビックリしました。
食文化の違いってやつですね~。
日本は、ごぼうを食べる国なので、ごぼう茶ではなく、ごぼうを食べればいいのではないかと思ってしまいます。
ただし、何事もバランスが大事だと思います。

ハーブでは、ごぼうをバードックといいます。
では、牛蒡の簡単な説明です。
学名 Arctium lappa で、科名はキク科
使うのは、根
成分は、イヌリン、粘液質、ポリアセチレン、苦味配糖体(アルクティイン)など
作用は、体質改善、緩下、浄血、抗菌、血糖降下、強壮作用などがあります
注意として・・・キク科なので、キク科のアレルギーのある方は注意してください。
湿疹、ニキビ、蕁麻疹などに用いられることが多く、血液浄化や肝臓の代謝をよくする意味で使われます。
バードックは、体質改善で使われることも多いハーブの1つです。
私の中で、体質改善というと、ダンデライオンかバードックが思い浮かびます。
肝臓の作用を助けてあげたり、体質改善でも使えたり、イヌリンという食物繊維が入っているので便秘にもいいです。
ごぼう茶もいいですが、直接ごぼうを食べる国なので、ごぼうを料理に使ってとるのがお勧めかなと思います。
ちなみに、うちではカレーや鍋にごぼうは必ずいれてます。
ごぼうは、野菜ではあまり注目されないかもしれないですが、いい作用をもっているんですよ。
使ってみてくださいね~。
このように食べ物だけど、ハーブにもなるよ~という話は、ハーバルセラピスト養成講座でしています。
私が教えるハーバルセラピスト養成講座は、色々な視点から健康になるにはどうするか?ということも含めて話しています。
資格だけではなく、日常生活にハーブを取り入れられるハーバルセラピスト養成講座は、こちらです。