2年前に直腸がんのオペをしたとき、
入院中に他の患者さんに言われた言葉。
「日にち薬でよくなっていきますよ。」
初めは何のことだろう?と思いました。
今、オペ後2年経ってわかってきました。
「日にちが経っていくと、痛みが和らぎ、
体調が楽になっていきますよ」
ということだったのです。

自分も2年経って、
「日にち薬」という時間が、
薬になるな~と痛感しています。
というのも、
オペ後、私はかなり体力が落ちて
活動することが大変だったのです。
今は、以前に比べると動けるようになりました。
ただ、オペ前と同じなの?
というと同じではないです。
オペ前は、結構頑張り屋で頑張って
無理して動いていたのです。
それが、オペ後は無理するとすぐ疲れるのです。
病気になったのは、
「これ以上頑張るな!」
というお知らせだったかな。
病気になり、以前に比べてなかなか動けなくて、
悩んでいる方もいると思います。
その人によって「日にち薬」はぺースが違います。
焦らないで慌てないで、
ゆっくり進んでいくのも大事なのですよ。