私の人生の中で、初めて海外のオーケストラの公演を聴きに行きました。
ベルリン交響楽団です。
推しピアニスト石井琢磨さんがベルリン交響楽団とピアノコンチェルトをやるからです。
ベルリン交響楽団は、ドイツでも老舗の楽団だそうです。
生前、フジコ・ヘミングさんが一緒に演奏していた楽団です。

今回、横浜とサントリーホールの両方に足を運びました。
オーケストラの音を聴いたら、まず柔らかい音色に驚きました。
響きが柔らかいのか?
楽器の違いなのか?
音が身体にす~っと入ってくるのです。

石井琢磨さんとのコンチェルトは、ピアノがオーケストラの一部?!というくらいオーケストラと調和のとれた心地いい響きと音でした。
1つの音楽として成り立っていて、オーケストラとピアノ協奏曲ってこんな感じになるんだ~と思いました。
とにかくオーケストラの音が心地いい響きなのです。

指揮者のシェレンベルガーさんは、元ベルリンフィル管弦楽団首席オーボエ奏者。
ベルリンフィルの首席オーボエの音を聴いたのも初めてでした。
こんなにオーボエの音が気持ちよいものなんだ~と感じました。
もちろん弾き振りでした。
弾き振りを見るのも初めてでした。
年齢が上がってきたらクラッシックが聴きやすくなってきてるんですよね。
耳に優しいのか、音楽のメロディーが心地よいのかな。
アンコールのフィガロの結婚は、オペラを観てみたいな~と思わせる曲でした。
初めての海外オーケストラのコンサート。
本物を聴くのは大事だな~と思いました。
