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【感想】作るのが面倒にならない方法が知れた~ ハーブの簡単使い方・加工講座

9月が終わりそうなのに・・・まだレッスンレポ書けてない!


8月の終わりに、ハーブの簡単作り方・加工講座を行いました。


初めましての方と、ハーバルセラピスト養成講座を受けてくれてる生徒さんです。


初めましての方は、メディカルハーブ検定講座を合格されてた方でした。


ハーブを今後使っていくのにいいかな~と思って参加してくれたんですね~。


嬉しいです!




講座では、下記のことをやりました。


1 ハーブティーの作り方


2 ハーブの出し方による違い 水出しハーブティー


3 ハーブシロップの作り方


4 湯せんをしながら植物油を作る


5 軟膏を作る


という内容を実際に体験してもらいました。




1 ハーブティーの作り方


実際にハーブティーを作る時(ティーバックも含め)に必要なハーブの量、お湯の量を説明しました。


意外と実際に飲んでるハーブティーって、ハーブの量がないんですよ~という話をしました。


「コップ1杯(お湯約200ml)ハーブ3gは使うように!」 


と話しますが、使っていない方が多いんですね。

 

実際、コップ1杯3gで作ったハーブティーを飲んでもらうと・・・。


「えっ!いつも飲んでるのと違う」


「え~、こんな濃いの?」


「講座ででてくるのと、同じ感じですね。」


と言われました。



作り方は、これ1つではないので、使い分けを話しました。


楽しく飲む方法もあるし、作用を期待して飲む方法もあるし、どのように飲むかは選んでもらうといいと思います。


どのような時に飲むかでも、ハーブティーの入れ方は変わってくると思います。


そんなことを話しました。


(講座の様子)




2 ハーブの出し方による違い 水出しハーブティー


実際、ハーブティーを水だしにして使う場合は、限られてると思います。


熱湯で出したくない成分がある時です。


水だしするハーブティーの1つにマーシュマローがあります。


別名:アルテアです。

(産地の違うマーシュマロー)



そう、粘液質を多く持つハーブの代表です。


これは水だしで使うハーブになります。


同じハーブでも、産地が違ったりすると味も変わるので、それも試してもらいました。


その試飲をしてもらいました。


そして、ハーブって同じハーブでも産地によって変わるよ~ということも体験してほしく、マーシュマローの産地違いの試飲をしました。




あとは、マテ茶の水だしの試飲です。


実際飲んでもらうと・・・


「同じものでも、お茶の色が違うし、味も違う」


「飲みやすさが同じものでも変わるんだ」


「水だしする理由がわかった」


と言ってましたね~。


(マテの試飲)




3 ハーブシロップの作り方


このハーブシロップは、メディカルハーブ検定にもハーバルセラピスト養成講座にも載ってないんです。


でも、この作り方を知ると、かなり幅が広がるんですよ。


お酒がダメな人のハーブの保存方法だったりします。




今回は、暑い時に使えるシロップの王道ハイビスカスとローズヒップにしました。


このシロップ作りの場合、ローズヒップジャムも作れるのでお得なんですよ!


手順があるので、少し順番が逆になっていたりしましたが・・・




シロップを作り始めると・・・


興味深々でみてました。


だんだん鍋の中を煮詰めていきます。


香りもでてくるし、色もでてきます。


できた液体を濾して中味をとります。


この液体の色の濃さに、驚いていましたよ!




濾した液体にきび糖を入れて甘さを調節します。


でも、ここで砂糖は保存剤になるので、気持ち多めにいれて味を調整します。


一煮たちしたら火を止めて冷まします。


濾してとりだしたローズヒップに砂糖を混ぜてジャムを作ります。


実際に作ってみると・・・

「意外と簡単」


「こんなので作れるんだ~」


「エルダーフラワーで作ってみた~い」


と言ってました。




しかも、今回参加した方の庭には、エルダーが植わっているとのこと!


「フレッシュで作ると美味しいですよ~。是非、春になったら、フレッシュで作ってみて~。」


と話しました。



あと、ジャム作りも、


「こんな簡単にできるの?!」


という声が多かったです。


ローズヒップは天然のビタミンCが多いので、ビタミンCを取るのにいいですよ~と話しました。
 

(左:シロップの完成   右:ジャム作り)




できたハーブシロップをお水で割って飲んでもらうと・・・


「おいしい」


「丁度いい感じ」


と言ってました。




ジャムも1口ずつ試食してもらうと・・・


「美味しい~」と全員が言ってましたね。




4 ハーブオイルを作る


今回は、温浸油(湯煎にかけてハーブオイルを作る方法)を作りました。


というのも、使いやすく、香りもいいもの・・・となるとジャーマンカモモールオイルになるからです。


このオイルは、香りがいいんですよ~。




そして、痒み、乾燥、美白(?!)にもいいので、秋口からよく使うオイルになりますね。


精油のジャーマンカモミールを使ったオイルだと、ちょっと香りがきついんですよ。


ハーブの香りと似て非なるものになっちゃうんですよね。


精油は精油で、効果ある使い方はあるので、それで使うといいと思います。


湯煎に約2時間かけてハーブオイルの出来上がりです。


(左:ハーブオイル漬け   真ん中:温浸中   右:オイル完成)



ジャーマンのオイルの完成をみると・・・


「香りがいい~」


「こんな簡単にできるの~」


と言ってましたよ(^^)





5 軟膏を作る


内容は・・・


万能軟膏と言われるカレンデュラオイルとミツロウで軟膏を作りました。


 

カレンデュラオイルは、皮膚の修復、乾燥によいとされます。


リップクリームにも使えるんですよ!


これも年齢関係なく使えるので、1家に1個あると便利な軟膏です。


も~これはあると超便利な1品ですよ~。


うちも1つは常備しています。




とにかく、全て作り終わりひと段落。


お持ち帰りのもの(お持ち帰り品:ハーブシロップ、ジャム、ハーブオイル、軟膏)が多く、片付けるのが大変だったみたい。




参加してくれた人は、


「こんなにいっぱい盛りだくさんの講座ってないですよね~」


「ハーブが身近に感じられます」


「早速、別なハーブで作ってみたい!」


といってましたよ。



講座の感想もいただいたので、掲載させてもらいますね。


 

~~受講生の声~~


◆知りたかったこと、興味があったことは何ですか?


学んだハーブを実際にどう使ったらよいかを(作り方)体験したかった



◆薬草魔女の会の講座の教室を何で知りましたか?


ハーバルセラピスト養成講座を受けていて



◆数多くの教室の中から、当教室を選んだ理由はなんですか?


薬剤師の方が教えているハーブの講座ということで、しっかりとした理論と内容を学べそうだと思ったので。



◆薬草魔女の会の講座を受けたご感想をお願いします。


とても良かったです。簡単に作る方向をいくつも教えてもらいました。


お茶パックを使ったり、常温でハーブを漬けこんで置くなど、作るのに面倒にならない方法で、日常にどんどんハーブを取り込んでいきたいと思います。



◆今後の活動の為の励ましのメッセージをいただきました。


ハーブを実際に飲んでみたり、作ってみたり、塗ってみたり体感しながら進めていく講座がとてもよいと思っています。


(教科書だけでは面白くないですよね)


いつもありがとうございます。



横浜市 Kさん


Kさん、ハーバルセラピスト養成講座に続いて、受講ありがとうございます(^^)


セラピストとこの講座で、ハーブを使う幅がかなり広がるんですよ~。


しかも、保存方法は、ほぼ網羅していますので、用途別に選んで作ることがでみますよ。


海外に行くときにも便利なので、是非、色々症状に合わせて使ってみてくださいね~!




好評で楽しく、お土産いっぱいのこの講座、ハーブの簡単使い方・加工講座でした。


◆他の感想はこちらです。